非イオン性造影剤の遅発性副作用
 - 札幌医大病院における臨床報告 -

札幌医大病院 平野 透

造影剤の遅発性副作用の発生率を高い精度にて把握する事を目的にアンケート調査を行なった.副作用を発生時相でわけると即時性と遅発性がある.重症度では即時性の副作用が高く,検査室での正確,迅速な内応が重要と考える.救急カートなどの設備面,また連絡体制などのプロトコルを確立しておくことが必要である